ハイトーンの美しい奏者、メロディラインをきれいに歌う奏者、老いも若きもさまざまに。
ジャズでも知らなかった名手(こちらは男性ですが)が何人も。
ハイトーンプレイヤーといえば古くはキャット・アンダーソン、メイナード・ファーガソンあたり。
ピアノマン世代だと、ジョン・ファディス、ウィントン・マルサリスあたり。
アルトゥーロ・サンドヴァールの存在は数年前に初めて知りました。
きのうのyoutubeで、ジェームス・モリソンというとんでもないプレイヤーがいることを知りました。
ともあれ、女性奏者たちの金管のイメージを変えるような繊細で華麗な演奏は素晴らしいですね。
男性はどうしてもパワフルになりがちですが、芸術性でいうと、女性のほうが勝っている部分が多いような気さえしました。
それと、女性奏者のみなさん、ルックスもいい人が多いような。
男性もそうなのかもしれませんが・・・
あと、驚いたのはジェームス・モリソンはトランペットもトロンボーンも吹くんですが、両手にそれぞれをもって、間をおかずにトランペットからトロンボーンへ、トロンボーンからトランペットへと続けて吹けること。
あんなことができるんですね。
ピアノマンも両方練習していて、それなりに高音域も出るようになりましたが、さすがに続けては吹けないもの、と思ってました。
マウスピースの大きさが違いすぎて、ものすごい違和感があるので、しばらく唇を馴らさないとそれぞれのアンブッシャーが作れません。
でもモリソンはお構いなしに吹いていたので、練習すればできる、ということでしょうか。
試してみる価値はあるかもですが、相当大変そうで、できたからといって、ほめてくれるひとがいるかどうか。
いやはや、ピアノマンのバンドマン時代と比べて、時代はずいぶん変わったものです。